よっちゃんの闘病記と『ボチボチ山へ・・・』

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zoom RSS 報道という名の暴力

<<   作成日時 : 2017/01/16 09:16   >>

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 先日の某有名人の番組とがん治療について、そして、感動的な闘病記を紹介します。


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 先日の番組から極めつけの『的外れ非難』を下記に転記します。この記事には呆れるだけじゃ無くて、怒りさえ覚えます。ネットを筆頭に、各種マスコミなどでも“見識のかけら”さえ見受けられないような、芸人が好き勝手放題を言っている番組が最近とみに見受けられます。報道関係者は、自分たちを何様だと思っているのでしょうか?


          ◆          ◆           ◆


 以下はwebサイト“Asa-Jo”の記事(文責<白根麻子>)です。活字にしたり報道する側には、使命や責任感は無くても良いんでしょうか?


家族が言うことか!小林麻央に対する海老蔵の「あの言葉」に非難の声


 これががんを患う妻を持つ夫の言葉だろうか。市川海老蔵が乳がん闘病中の妻・小林麻央に関して語った言葉が、あまりに無神経だと炎上している。これは1月9日放送の特番「市川海老蔵に、ござりまする。」(日本テレビ系)にて飛び出たもの。がん患者との交流を持つ医療系ライターが憤慨した様子で語る。

「海老蔵さんは昨年10月に、麻央さんについて『早かったら3、4、5月で、今年の夏は絶対無理だと思った』と語っていた。しかし、こういった表現は完治したか、もしくは亡くなった方について語るときの言葉でしょう。麻央さんがいま現在も死の恐怖に立ち向かっていることを海老蔵さんは自覚しているのか、はなはだ疑問ですね」

 海老蔵は夏を越えて闘病を続ける小林について「すごいことが起こってる」とも語っていた。これらの言葉から小林の身に起こっている“奇跡”を強調したかったようだが、その発想自体に当事者感がこもっていないという。


「患者にとっても身内にとっても望むのは常に“完治”のはず。しかし海老蔵さんの言葉は、“延命していること自体が奇跡”だと言っているのも同然です。しかもテレビで発言したら麻央さんに伝わるのは確実。それとも海老蔵さんは同じ言葉を、麻央さんに直接伝えたりできるのでしょうか?」(前出・医療系ライター)

 身内であれば患者に対して「必ず治るよ」と声をかけるもの。それとも海老蔵はもしや「次の夏も越せるよ」とでも語っているのだろうか。

 ともあれ、麻央の闘病ニュースで世間の乳がんへの関心が高まっていることは事実。医療ジャーナリストが言う。

「実は5年生存率は、他の部位に比べて高い傾向にあります。『乳がん検査を受けましょう』と盛んに叫ばれ、早期発見が増えたためと考えられます。公益財団法人『がん研究振興財団』の調査によれば、乳がんの5年生存率はステージIの場合、95%を超えるといいます」

 現在発売中のセブンイレブン限定ムック「Asa‐Jo Premium(アサジョプレミアム)」では、乳がん治療の最前線について特集。費用や胸の復元、手術できなケースなど、他人事と思わずに知識を高めておいて損はないだろう。

(白根麻子)





          ◆          ◆           ◆


 まず、ライターである白根氏は、『医療系ライターが語る』と先日のTV番組での旦那の発言を非難しています。ここに再掲する事さえも憚る言葉で・・です。


 第一の問題点は、コメントを寄せる前提は昨年6月の旦那の記者会見の内容をその始まりとする必要があります。そこでは、「1年8か月前に“乳がん”と診断された」ことや、診断以降「入退院を繰り返しながら抗がん剤治療を行っている」ことから、昨年6月時点でどのような状況なのかを理解する必要がありますが、この会見で推測出来ない者が彼の発言にコメントは寄せれない事を、まずは指摘しておきます。


 第二に、『今年の夏』発言です。これは大きなハードルを越えたからこそ言える言葉だ・・・と、何故、読めないのでしょうか? 一番身近で、共に病気と闘っている旦那が『妻の闘病をたたえた』言葉なのだと解せないのでしょうか? ここで、闘病の当事者である妻のブログ≪KOKORO.≫の10月3日の記事を以下に転載します。

10月3日

≪心の声≫

私は、何度か転院しましたが、先生に出会う前まで、根治させたいなんて、こんな状況では、言えない、

と思っていました。

でも、ついに、心の声を、言えたのです!

大きく思える夢や目標も抱くことはできる。

それを堂々と言うことも、恥ずかしいことなんかではないと思います。

前の私なら、言えなかったことも今は言えたりします。

私はステージ4だって
治したいです!!!




 がんの治療(ステージや転移の状況により異なる)に於いて、抗がん剤治療によりがんの縮小や消滅を目指して、それらの治療後、切除手術可能となった際に手術をし、尚、必要とするなら抗がん剤治療をする。また、切除不能な箇所については放射線照射にての治療方法を採用する・・。


 これらの事はがん治療では当たり前のことです。つまり、治療が出来ない状況から治療が功を奏して新たなステージの治療が出来ることは、進歩だし、上掲の“治療と真正面から向き合う”姿勢こそが、治療が成功するかどうかの大きなカギともいえます。


 ライターは『それとも海老蔵はもしや「次の夏も越せるよ」とでも語っているのだろうか』とも言ってのけたのでした。それは、ライターはひょっとしたら『次の夏は予想出来ない』とでも思っているのだろう。全く、失礼な言いまわしだ。だが、最後の稿で自身の会社で発売している本の宣伝を入れていることで、彼女が伝えたい事が何なのか化けの皮がはがれるんだろう。






 <珠玉の“がん闘病ブログ”の紹介>彼女のサイトは → → コチラから

          ◆          ◆           ◆



≪悪性リンパ腫DAIARY≫(ハンドルネーム=キティー)

<<骨髄移植をして、1人っ子から4人姉妹に、血液型もO型からA型に変わりました!>>

2003年よりABVD療法8クール&放射線療法40Gy→1年未満で再発
2005年8月自家末梢血幹細胞移植併用大量化学療法→11月再々発
2006年3月下旬、骨髄移植(骨髄バンクより、フル移植)
2012年11月、左舌癌(2次癌)小線源治療
2015年5月、舌癌の頚部リンパ節転移→頚部リンパ郭清&放射線療法60Gy


20歳代に悪性リンパ腫に罹患した“キティー”さんのhpサイトから、下記の記述は再発後治療の“自家末梢血幹細胞移植併用大量化学療法”直後の2005年の11月頃の日記からの転載です。


【安楽死切望&自殺未遂〜意識障害】より

ここのところ、あまりにも症状がひどいので先生に安楽死をお願いしようと思っているのですが、私には語彙力・説得力がないので、うまく先生にこのことを伝えられるかどうか自信がなかったので、一緒に安楽死をお願いしてもらおうと、私を応援してくださっている作家の方に電話をしてみました。 電話をすると、今から地図を調べて車ですぐに病室へ駆けつけますとのことでした。

 その日、前述の“作家さん”が本人の意をくみ主治医にその旨を伝えますが、当然の事ながら主治医は“現在の病状での安楽死”には同意しませんでした。そして、翌々日の日記へと続きます。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・

 少々、引用が長くなりますが、読者には痛いほど伝わります・・。

 頭の中では、眠りにつきたいと考えているのですが、腰の痛みの波が少しずつ大きくなってきて、なかなか眠ることができません。痛い、痛い、痛い・・・いつまで痛いのだろう、これ以上痛くならないで!!
 このあたりでもう痛みに耐えきれなくなり、自殺して痛みを終わらせるしかないと決意しました。 飛び降り自殺は地面にたたきつけられる瞬間の痛みが恐ろしくて、今までずっとずっと躊躇してきたのに、もうそのがまんの限界を超え、その瞬間の痛みなんて全く怖くないと思えるほどになっていました。

 飛び降りるためにまず、病室をとびだしました。

 外が明るかったので、夜明けに近いことはわかったのですが、まだ廊下が静かだったので起床時間前だと思い他の患者さんの迷惑にならないよう、大きな音を出したりしないようにしなくては、と思いながら走り出しました。

 死ぬときは必ず一緒に、といつも母から言われていたので、約束どおり私の左腕をつかんでいる母の手を離さないようにして母と一緒に走りました。 私の右腕を誰かが引っ張ってくるのですが、多分看護婦さんだと思われるので、懸命にふりほどきました。

 上層階にある展望風呂の窓から飛び降りようと思い、エレベーター前まで行ったのですが、4台もあるというのに、こういう時に限って上昇エレベーターが1台もいません。ボタンで上昇エレベーターを呼んだりしている時間はない(これ以上痛みに耐え切れない)と判断し、階段で上層階へ行こうと階段のある方向へ数メートルほど走ったのですが、階段を登る体力は今の私に残されていないと感じ、あきらめました。

 次に飛び降りが可能なところは・・・と考え、もう仕方がないので、この階から飛び降りることにしました。 大きなガラス窓があるフロアなのでガラスに思い切り体当たりすれば、ガラスが割れて地面に飛び降りることができそうです(ガラス窓が開かないことは知っていました)。

  大きなガラス窓まであと3メートル程なのですが、助走して体当たりしようとしているのに誰かが私の体を上から押さえつけてくるので、思うように動けません。これではいくらもがいても、ガラスに体当たりできそうにありません。ここで、血小板が低いことを思い出し、床に頭を思い切り打ち付ければ脳内出血をして死ぬことができるかもしれないと考え、床に頭をガンガン打ち付けました。

 これも誰かに私の頭の周囲を手で覆われてしまい、うまく床に打ちつけられません。イライラしますが残りの力を振り絞って頭を振りまわしました。ここで、看護婦さん(隣のフロアの婦長さんであることがあとで判明)が私の右腕をとって、

“どうしましたか?”

と話しかけてきました。その瞬間です。ふっと鎮痛剤が効いてきたようで、急に痛みが軽減されてきたのです。もうこのときばかりは、助かった!!!!!・・・と思いました。もうこれで死ななくても済みます。自殺方法も考えなくて済みます。


     ・・・・・・・・・・・・・・・・


上述の日記は、彼女が再発後に小生と同じ≪自家末梢血幹細胞移植≫治療を受けた後、再再発し入院治療を始めた頃の日記です。この頃は≪意識障害≫をくりかえしていたようで、記憶が飛んでいることにも触れられています。なお、小生と同じ≪悪性リンパ腫≫(種類は異なる)の闘病記なので、小生の闘病当初から覗いていました。


 尚、彼女は、引用した日記の翌年には骨髄移植を受け、それから10年余り経た現在もブログの更新をしています。

追記:市川海老蔵さんの父・12代目市川団十郎さんは、2004年に白血病を発症し、2008年に骨髄移植を受け、2011年から“特定非営利活動法人全国骨髄バンク推進連絡協議会”の会長に就任していたものの、2013年に亡くなられています。そんな事もあっての日記の紹介でした。


≪命がけでがんと闘っている者やその家族を軽々しく扱うな!≫


 

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ご無沙汰しています、このライターさんについての
わいわいさんの、意見、感想は共感します。
ただ、この前提となる海老蔵さんのブログは本当にご本人の手によるものなのでしょうか。以前に編集者の友人からかなり多くのタレントさん役者さんが自分では実際に書いていない、多忙すぎて。マネージャさん、付き人
あるいは兄弟姉妹、親までいる、アルバイトで専門に
やってる人もいると聞いてのけぞったことがあります。
自分で書くのがブログなのに。海老蔵さんのブログは
そうではないと思いますが。このライターさんはその
辺の裏事情を憶測邪推した上で、皮肉を含めて書き飛ばしているような気がします(これも憶測でした<苦笑>)でも本当に死と向きあつた苦しみのある人がこんな
ことを、あるいはこんなことしか言えないのでしょうか
yoshibei
2017/01/22 11:06
 yoshibeiさん、お久し振りで〜す。

 さて、今回の小生の記事は記事中にもありますが、日本テレビ系で放映された≪1月9日放送の特番「市川海老蔵に、ござりまする。」中の海老蔵の発言に上述のライターさんが疑義を述べている訳で、海老蔵さんのブログ云々と混同しては論じ得ません。

 一方、芸能人ブログについてはかなりの部分、ゴーストライターが関与していることは推測出来ます。しかし、私生活(幼い子がいる)が垣間見える部分については(闘病ブログについては、どこまで公表出来るかは身内が判断するものと思われます)、親兄弟と言えども介入が困難と思えます。

 ちなみに、小生は海老蔵さんのブログはチェックしておりません。
わいわい
2017/01/22 12:24
どうも、自己確立、プライバシーポリシー、ひいては
自分とは何か、という認識がなにか薄くなっているような。日本人は変わりつつあるのか、日本は
昔からそうなのか。本を読みながら、酒を飲むのが
好きでしたが、最近はその本が無い。
ですからね、最近は悪酔いすることが多くて困ります。
yoshibei
2017/01/22 20:23
yoshibeiさん、おはようございます。
 日本だけじゃ無くて、地球上のすべてのものが変わって行きますよね。環境も、それに生かされている動物も植物も、その中に天変地変も・・。

 当方、最近、縄文人に興味がわき始めて、その種の本を読み漁っていますが、何千年も前のこと・・資料が残っていない謎は興味が尽きません。
わいわい
2017/01/23 08:28

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